2007年6月2日土曜日

今夜の夕食

何を食べるか迷った挙句、選らんだのがこれ。カバブのサラダ、ポテトチップのコンビ。カバブはシシカバブのカバブ。フランス、イタリア、スペイン共に良く食べられる。色んなパンに野菜などと一緒に挟んで食べられる。

これがカバブ。

市街を走るトラム

電車なのに電線がない。フランスのほとんどの市内は電線が見当たらない。美観を大事に地下に配線されている。このトラムもレールの間に電源を確保するためのガイドのようなものがあるが、安全面は大丈夫なのだろうか?






大聖堂の正面。

今日の昼食はサービスエリアのサラダとキッシュひときれ。それも完食出来ず。昨夜のピンチョスがきつかった。とにかく運動の為ボルドーの旧市街を歩き回る。








オリーブ油の専門店の前にオリーブの木の鉢植えが並んでいるかた。盆栽まではいかないが結構なミニサイズだ。








小さくても実が出来つつある

ボルドーのビクトリー広場



ボルドーの中心的な広場:ビクトリー広場

この門の向うに飲食・商店街が延々と続く








ビクトリー広場になぜか象ガメの像が

2007年6月1日金曜日

寒い六月の海



風が強く結構寒い。道行く人々もコート、ジャンパー、少なくてもセーターを着ている。天気予報ではマドリッド以南では快晴で30度になるとか。人種、言語、地形、天候、その他、これだけ色々な条件が異なると、ひとつの国の枠でくくる事に元々無理があるのかも。今日はスペインを後にしてフランスに戻る。ボルドーで2泊のつもりだ。その後にパリに再度2泊で飛行機だ。実質後4日だ。有意義に過ごそう。





高速を走り出すとすぐフランス国境。スペインに入った時は、ピレネー山脈の東の裾を地中海に沿って南下した。そしてそこには、カタルーニアがフランス側から続いていた。今日は、ピレネー山脈の西の裾をカンタブリア海に沿って北上。フランスではあるがBiaritz当たりまで、バスクが続いている。フランスとスペインがピレネー山脈を国境として今の両国があるのだが、ずっと以前からバスク人が、カタラン人がピレネーの裾の海岸地域に住み着き国を成していたのだ。ビアリッツを過ぎると山が無くなり、松林?松の平原?が延々と続く。



ワインのボルドーまで、約200Km、それも道が真っ直ぐ。いつになったらブドウ畑が現れるかと思っている間にボルドーに着いてしまった。ブドウ畑はここから東北へと拡がっているのだそうだ。








日本ではあまり見掛けぬ光景

ヨット(クルーザー)のマストを下ろし、自家用車で引っ張って移動。
お気に入りの港で、海に浮かべるという、うらやましい限り。

いよいよバスク地方へ

ブルゴスからAp-1へ、有料の高速だ。少し走ると山間部に入る。でも山に木がいっぱい。日本の高速を走っているようだ。

ビルバオを通りすぎサン・セバスティアンまで走ってきた。マドリッドから約450Kmだ。ラジオの放送にバスク語が入り、道路標識にバスク語が併記される。ここはすでにバスク人の国。

サン・セバスティアンは標準スパニッシュで、バスク語ではDanostiaという昔からの名前がある。

バスクはピンチョの本場




旧市街に入るとピンチョの店が並んでいる。バスク語ではPintxoと書く。複数だとsが付きピンチョスとなる。昼食をスパニッシュオムレツひときれにしていたので、久しぶりに空腹を感じる。色々なピンチョスを試してみる。






トマト、チーズ、オリーブのピンチョ










ハムのコロッケ










色々なピンチョス

マドリッドからサン・セバスティアンへ



マドリッドから高速A-1で北へ。走り出して直ぐに岩山が現れる。この山間部を通り抜けると、また原野が続く。









ブルゴスまで240Km、少しアップダウンがあるがこの様な景色が続く。









今日の昼食、スパニッシュ・オムレツ

2007年5月31日木曜日

今夜の夕食


昨夜見つけたリンゴ酒の店を訪ねた。タラのトマト煮とリンゴ酒だけで腹いっぱい。

スペイン語ではリンゴ酒のことをCidra:シードゥラという。
フランス語でCidre:シードゥル。
これが英国でCidre:サイダーと発音
これが米国でサイダー:Ciderとスペル
これが日本でアルコールの入っていない炭酸飲料のサイダーとなった。

しまっている店舗



今日は日曜でもないのにメインストリートの店がしまっている。そう、昼休みなのだ。飲食店や土産物店以外は、今でも昼休みに店を閉めるのだ。夕方再度開店して、8時か9時頃まで開けている。








王宮博物館を見学に出かけたが、なぜか閉館している。王宮の正面だけ写真に納めた。









王宮前のアルマーダ大聖堂










王宮の北側のサバティーニ庭園

イカのリング揚げ





今日の昼食、タバスの定番カラマーレス・フリートス。レモンをたっぷりかけていただきます。





あちこち歩いて疲れたのでバルで一休み。
ビールのツマミに、タパスのもうひとつの定番、ボケロネス・フリートス。

イカは小麦粉を振りかけただけだが、イワシはテンブラよりしっかりした衣を付けてフライにしてある。頭も内臓もそのままに丸揚げ。

2007年5月30日水曜日

噴水があちこちに

車はホテルの隣のガレージに放り込んだまま、ホテルから歩く事、半時間、もうプラド美術館に着く。あちこちにに大小様々な噴水が見られる。美術館の前に行列。ならぶこと半時間。セキュリティコントロールとチケットを買うだけなのに。それにチケット売り場は一人だけ。要は、体裁のいい入場制限をしているわけだ。中は人でいっぱい。団体の観光客や学校の授業。チビ共がうるさい。


噴水があちこちに。とにかく噴水が好きなのだ。噴水の好き度は欧州でも南の方が高い。これはアラブの影響が南ほど強く残っているからだと思う。こちらに来てもうひとつ多い事に困っている。それは、歩きながらのタバコだ。元ヘビースモーカーとしてあまり強くクレーム出来る立場ではないが、かなりひどい。自分の周りをザーッと見渡すと常に平均して、10人に1人は吸っている。混雑した場所でもお構い無し。多分、室内でしか喫煙が、EUの共通規制で、難しくなって来た影響だと思う。喫煙が原因の副鼻孔炎で、一時はほとんど無くした臭覚が、このところ回復してきたが、屋外を歩いていて、あちこちにからタバコの臭いがしてくると、嗅覚の回復が、ぜいたくな話しだが、うとましく思える。

何処からこれだけの人が



何処からこれだけの人が










りんご酒の有名店、明日はここ?

Museo de jamon,ハムの博物館

博物館という名前のバル・レストランだ。バーで立ち食いと席に着くので値段が違う。イベリコハムは一番高くバーで13ユーロ、テーブルでは14,5ユーロ。ハモン・セラーノ、通常の生ハムだとバーで、なんと2,2ユーロ。この差は大きい。ハモンイベリコの一本の価格が1Kg当たり45ユーロ。一本が5Kg位あるから、結構な値段だ。







13ユーロのハモンイベリコ










メニューの価格が読めるかな?
バーで13ユーロ
テーブルで14.5ユーロ









ハモンセラーノは
バーで2.2 ユーロ、
テーブル席で3.3ユーロ

読めるかな?






エビの鉄板焼き専門店。
7匹で6.5ユーロ。
ハムの専門店と比べかなり高い。
マドリッドの立地を考えると仕方ないかも。

バレンシアからマドリッドへ


マドリッドに到着
マヨール広場の建物の壁には色々な絵が描かれているのだが。バカチョンカメラでは無理か?
マドリッド近く、景色が変わる

携帯のバカチョンカメラでは表現出来ないけど、広大な原野が延々と続く。少しはアップダウンがあるが、山はない。大袈裟かもしれないが、360度地平線が見える。道は直線はほとんどなく、緩やかS字カーブが延々。

バレンシアを後に高速A-3でマドリッドまで350Km。出発して少し走るとあれだけあったオレンジ畑がなくなり、ブドウ畑に戻っている。道路標識から併記されていたバレンシア語も消えた。ラジオからもバレンシア語が聞こえなくなる。

本日の朝食は今までで最高

そんなに高級でもないホテルだが朝食が立派だった。この写真は全てホットミール。トマトも蒸し焼きでおいしい。スペインの玉子焼き、トルティージャ・エスパニョーラも熱々。









ハム、サラミ、チーズも色々。パンもおいしい。










暖かいコーヒーとミリクを専用のサーバーで持って来てくれる。










塩、胡椒以外に可愛いオリーブ油が。

ピンチョの夕食



昨夜はホテルの近くのピンチョ専門のバルで夕食。カウンターにズラリとピンチョがならんでいる。カウンター席はセルフサービス。これが最初にとった三種。色々食べたいが8コが限界。勘定を見て感激。ピンチョはどれでも1コが1ユーロ。赤のグラスワインが1.5ユーロ、エスブレッソコーヒーが1.15ユーロ。ユーロ高の今でもめっちゃ安い。

2007年5月29日火曜日

バレンシアへの高速道路

昨夜の天気はどこに行ったのか朝から快晴。でも風が強く気温が上がらない。バレンシアに近くなると高速の両側はオレンジ畑が続く。このあたりまで道路標識がカタラン語だけだったのが標準スペイン語(カスティジャ語)とバレンシア語の併記と変わっている。地域の言語と文化を大事にする運動が実を結んで来た証拠だろう。







今日の昼食はマカロニ










バレンシアの旧市街










バレンシアのカテドラル










カテドラルの裏側の広場