2007年5月27日日曜日
Diaz Costa のセラミックがなくなった
昨夜は9時半を過ぎ暗くなってくるとようやくバルやレストランが賑わい始めた。でも意気地のない日本人の胃は空腹を感じてくれない。結局、昨夜の夕食はボテトチッブスと生ハムとなってしまった。今朝は8時半、期待をせずに食堂に行くと、なんと立派なコンチネンタルブレックファースト。久しぶりにChocolateを飲んだ。今日は、懐かしの場所を訪ねる。まずはLa Bisbal。工場建築中に一時ホテル住まいした陶器の町だ。ここにCeramica Diaz Costaという、ちょっと変わった焼き物の工房があった。過去形だ。残念ながらアンティクの店になっていた。創始者は随分前になくなったいたが、奥様が弟子とともに大事に守っておられた。私も日本での販売や後継者の紹介を頼まれた事があった。前回来たときは、奥様はなくなられていたが、まだ存続していたのに。自宅にあるここの食器を大事使うことにしよう。
残念だがこれも世の中のながれだ。もっと残念なことがあった。Celraの工業団地に寄ってみたが、工業団地の第一号工場として1975年に建てた我工場が、姿も形も見当たらない。それもそのはず、2005年に30年の歴史を閉じているからだ。欧州域内の再輸出拠点として設立されたが、その後のEUの発展のおかげでスペインでもの造りを続けることが不可能となったのだ。即ち、東欧や中国への生産シフトと言うやつだ。でも、何か跡が有るだろうと期待した方が悪い。自分の知ってる工業団地と今は全く様相が変わっている。現在の工業団地を築き上げたパイオニアーの一人である事には間違いはないので、その誇りを胸にしまってGeronaに向かう。今はGironaだけの表示しかないが…
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