まずは、バルセロナの銀座ともいえるLas Ramblas(ランブラス通)を散策。ギンブラならぬ、まさに、ランブラ。
この通に平行して、バルセローナ最大の公設市場がある。
魚、肉、野菜、何でもそろう。
皆、大喜びでいろんなものを買いあさっていた。
野菜の店で、ニンニクや唐辛子がオンパレード。
コロンバスはサンタ・マリア号でこの港から出発し、新大陸を発見した。この塔のコロンバスは一方向を指している。当然、新大陸?でも、そうではないらしい。どこを指しているのかは分からないそうだ。
ランブラス通の散策のあとは、今日もスペインの建築の巨匠、ガウディの遺作をめぐる。
ランブラス通の散策のあとは、今日もスペインの建築の巨匠、ガウディの遺作をめぐる。
まずは超有名なSagrada Familia(聖家族協会)。
建築が始まって100年以上。でもまだ半分も完成していない。
遺作どころか現在進行形。何時完成するかも分からない。
あまりにも壮大な教会ゆえ、自分の携帯カメラでは実感がでない。是非、一度は、この場所に立って、自分の目で確かめて欲しいものだ。
さて、駆け足でサグラダ・ファミリアを見終わって、昼食へ。
今日の昼食はTapas(タパス)。小皿料理とでもいおうか。
本来は、Barカウンターにずらりと並んでいるものを、これとこれを頂戴、と注文する。ビールやワインのあてのようなもで、まともな食事には2~3時間もかけるスペインでは、ファースト・フード的な軽食でもある。我、Bar mioもこのタパスがメインだ。初めての人には、スペイン風おばんざいといえば理解がはやい。
真ん中のピッチャーがSangria(サングリーア)。
スペインでは、野菜だけでなく、ツナや海産物、マカロニ、オリーブなど、色々混ぜることが多い。
Bar mioで出している、知多半島産のものから比べると、随分小ぶり。
魚のスープといっしょに煮込んである。
桜エビの鉄板焼。
この専門店に行けば、バーカウンターで、手で皮をむき、皮と手拭のナプキンは床に捨てる。床は掃除せず、一杯汚れている店が美味しい店と判断される。
Langostinas a la plancha(ランゴスティーナ・ア・ラ・プランチャ)
この専門店に行けば、バーカウンターで、手で皮をむき、皮と手拭のナプキンは床に捨てる。床は掃除せず、一杯汚れている店が美味しい店と判断される。
Langostinas a la plancha(ランゴスティーナ・ア・ラ・プランチャ)
ガンバスより少し大きなエビの鉄板焼。
ローマ風イカのリング揚げ
これも、スペインの定番。
衣にサフランを使うのが特徴。
スペインではこういう建物をマンションという。
本来、集合住宅ではなく、個人の邸宅で、それも街中にあるもの。
前日に行った、グエル公園にあったような、超、変わったモザイクがあちこちに見られる。
これは屋上の煙突である。
屋上にこのようなトンネル?が。
日本語ではなぜか、バトーリョ邸といわれているが、カタラン語の発音はバッジョが一番近いと思う。
玄関近くの暖炉のある小部屋。多分、訪ねてきた人を主人に取り次ぐまでのひと時の待合ではないかと勝手に理解したが違うかも。ガイドさんの説明を聞き逃した。
このあと、もう一度、エル・コルテ・イングレス百貨店に立ち寄ったあと、ホテルへ。
このあと、もう一度、エル・コルテ・イングレス百貨店に立ち寄ったあと、ホテルへ。
ヨットバーバーと海が見えるモダンなレストラン。
8時スタート。外はまだ明るく、客は疎ら。
メイン・ディッシュの前のファースト・ディッシュの写真を撮り忘れた。
すなわち、何を食べたか記憶にない。
デザートはCrema catalana(クレマ・カタラーナ)、フランスのクレム・ブリュレに一見にているが、造り方が少々違う。
10月から、Bar mioでもデザートの定番としてだしている。
食後、ホテルまでブラブラ歩いて帰り、一休憩後、タクシーでスペイン広場へ向かう。
昨日行った王宮前の大噴水が、週末の夜のみ、噴水ショーを行う。
今日は木曜日。本来は、やってない日。でも、明日が祭日のため、多分やっているだろうということで出かけてみた。
この噴水は、(多分今も)コンピューター等を使わず、機械的な操作だけで、いろんな形状と色彩で、ほぼ1時間近く変化してゆく。
30数年前、バルセローナに赴任してすぐ、この噴水の地下にある機械室に連れて行ってもらったことがある。パイプ、バルブ、その他、機会がびっしりと整然と並んでいた。
赴任当初(1975年、ワオー34年も前だ!)スペインにはまだフランコが生きてきた。独自の政治で外資の進出を制限していた。我社(当時の勤務先)もこのスペインだけにはなかなか進出できないでいた。そのころ、銀行の紹介でアメリカの会社から株式を譲り受け、ようやくスペインに進出。その会社はバルセロナに始めての街灯を設置したり、初めてのラジオ放送局を作ったり、そして、ヨーロッパの各地で照明付の噴水工事を行っていた。
この噴水もこの会社の作。ヨーロッパで最大規模のもの。じっくり噴水を楽しみたいところであるが、噴水が終わったとたんに大量の観客が一斉に帰り始め、タクシーが捕まらない。
残念ながら、早々に引き上げ、タクシーでホテルへ。
最後の晩をホテルの近くの屋外カフェでSalud(サルー、乾杯)。