2007年5月26日土曜日

今日はスペインのコスタ・ブラバ

今日はフェアウェル朝食を皆と取った後、9時半出発でスペインのコスタ・ブラバを目指す。本当はアビニョンやアルルといったプロバンスのメインメニューをこなすつもりだったが、Cadiereの料理スクールで長居したので、一機にスペインへ。久しぶりの高速で500Km強。Geronaで高速を降りCelra, Bisbal,Palamos 経由Playa de Aroまで。以前に泊まったことのあるホテルにいってみると閉鎖されている。近くのホテルを当たり三軒目で金曜、土曜、日曜の三泊を確保。今日は閑散としているが明日の夜はまともなホテルは満室。確保出来たホテルは三星だがなんと三泊朝食付きでトータル110ユーロ。サントロペの反対の結果となった。サントロペのホテルの一泊分の半分以下の価格だ。久しぶりスペインだが、以前と何か違う。国境を越えてからカーラジオがカタラン語ばかりだ。道路標識もカタラン語のみだ。以前スペイン語と併記されていた。Playa de Aro も Platja d'Aro だ。EUの様に大きく共通化する一方、地域の独自化が進むことは良いことだと思う。明日は20代を過ごした懐かしの場所を訪問してみよう。





今日は閑散としたビーチ










ビーチのレストランには写真入りのメニュー










串焼きのメニュー










カラマーレス・フリートスイカのリング揚








近くの店で買ったポテトチッブスと生ハム。そして久しぶりに飲むSan Miguelのビール、そしてCadiereのワイナリーで買った赤ワイン、これが今夕の夕食。夜食が有るのかどうか、お腹の調子次第。

2007年5月25日金曜日

今日は料理スクールの最終日

今日は何種類ものデザートを習う。昨日まではオリーブオイルばかりでバターが登場しなかっが、さすがデザートはオリーブオイルでは無理がある。プロバンスの特徴として、やはりハーブをたくさん使う。リンゴの切り方もまったく違う。フライパンも熱いからトーションでくるんで持ったら、トーションが燃え危険だから駄目と言われた。かなり熱いフライパンの柄を平気で素手で持っている。今日のメインは初日処理しマリネに仕込んだラムだ。3日オリーブオイルのマリネにすることで、ここまで。味が変わるのかとびっくり。これは自分もやってみようて思う。スクールの終了を記念して、デプロマが各自に渡され記念写真。どこでもやることは一緒だ。







チョコレートのタルト










リンゴのタルト










レモンのクリーム

2007年5月24日木曜日

ブドウとワイン



本日のデザート、Creme brulee










Bandolのワインを試飲中










この樽に8千リットルのワインが眠る










ブドウの棟の端にはバラが!
ブドウの病気が発生したとき、ブドウより早くバラがその病気にかかるため、病気の予防のためバラを植えているそうだ。








ブドウの原型が見える

今日は野菜の料理

今日は野菜の料理だ。いろいろ野菜の切り方を習う。プロバンス地方は、一昔までは、かなり貧困な地方であったそうだ。そこで野菜を工夫して料理をしたそうだ。メニューの名前も凝っている。"ナスビのキャビヤー"と言うのは、クルトンの上にのせるキャビヤーの代りにナスビのペーストを塗るだけのこと。野菜をオリーブオイルとハーブで上手に料理してある。試食兼の昼食が終わったのが3時過ぎ。それから近くのワイナリーを見学。もちろん試飲も。ホテルに帰ったらすでに5時過ぎ。洗濯兼入浴を済ませたところ。明日は最終日。初日に仕込んだラムのマリネと何種類かのデザートを習う予定。






スクール風景











これがナスビのキャビヤー










ミニ・ラタトゥィユ








グリンピースのカプチーノ

2007年5月23日水曜日

399mの絶壁


夕方、近くにある、欧州一の絶壁を見に行った。なかなかの景色だ。

フェンスも何もない崖

今日は市場に魚の買い出し


今朝は市場に魚の買い出しに出かける。スクールに戻り魚のおろし方を習う。包丁もおろし方も異なるが誰よりも上手におろせた。アンチョビのペーストやニンニクのAioliのつくり方を習う。魚のスーブと一緒にいただく。ブイヤベースより上品で大変美味しかった。

スクールの庭で昼食

本日のメインディッシュ

2007年5月22日火曜日

本日のメインディッシュはうさぎ

昨夜の歓迎夕食は、皆に断って半分近く残した。それでも胃薬をのんでおいた。携帯が充電中なので残念ながら写真はなし。メインディッシュは鴨。大変美味しかった。クッキングスクールのメンバーは、イギリス人が4人とドイツが2人。アメリカ人と言うのはフロントの女の子の間違いだった。皆、結構フランス語を話すが、長年ブロバンスに住むイギリス人のおばあちゃんが通訳兼コーディネーターとして付く。今朝は体調良好。昨夜の努力のおかげだ。ホテルから車で10分程のところに、農園があり、ここがスクールとなる。古い農家を改造した立派な建物だ。周りは、何種類ものハーブはもちろん、ブドウ、チェリー、イチゴ、そしてバラが。スクールの始めは、そのハーブ園からハーブを収穫するところから始まる。Rene Berardはホテルのオーナーシェフだが、ホテルは息子と奥さんに任せ、自分はブロバンス料理のスクールを趣味と実益を兼ねてやっているようだ。今日のレッスンは今日の昼食のメニュー。ファーストディッシュはバターの代りにオリーブオイルを使ったタルト生地に、ローリイエーの香りのタマネギ、ニンニク、魚のフィレをオーブンで焼いたもの。フランス語でOignons au laurier。
メインはうさぎ。骨を外すところから、肉を整形し黒オリーブと乾燥トマトを巻いて紐でくくるまで全て各自で行う。タルト生地は代表が交代で行う。ソースづくりとか手間のかかることはシェフと二人のアシスタントがやってくれる。9時から1時半まで立ちっばなし。ようやく昼食。プロバンスの冷えたロゼワインと一緒に、建物の外に設置されたテーブルでいただく。最高の時だ。デザートは朝に収穫したイチゴをCroustillant au thym と言うタイムの香りが効いた煎餅状の添え物とクリームと一緒にいただく。完食。食後近くの蜂蜜農家を見学。本日の予定はここまで。

これがデザート

小さなレモンが見えるかな

ハーブの収穫

ラズベリーも出来ている

オリーブの花咲いている

花が咲く前のラベンダー

バラが、バラが、バラ、、、

スクールのメンバー

骨を外す前のうさぎ肉

生えているアーティショークを初めて見た

2007年5月21日月曜日

La Cadiere d'Azur 続き


部屋からの風景

町の頂上からの景色

歓迎してくれた鐘楼

町の到るところに粋なつくりが

部屋の窓からの景色

La Cadiere d'Azur

どうも居心地が良くないので、そうそうにチェックアウトし、Bandolに向かう。D98からD559で山間部や海岸をのんびり走って昼前に到着。ワインの産地と聞いていたがここはプティ・ニースだ。すごい人だ。地図を買って、クッキングスクールの行われるホテルのある町を探す。D559から更にD266へ。結構、山の中だ。
町の名前はLa Cadiere d'Azur,ラ・カディェール・ダズールと言う。途中軽く昼食をと思いながらも何もなく、丁度12時にカディェールに着いてしまった。山の中腹にへばり付く様に出来た小さな町である。町の教会の鐘が歓迎してくれている様だ。道は全て坂道で一方通行。一ヶ所だけ平な道がある。そこが町の中心で、バーのテラスか並らんでいる。車で1分、町の中心を通り抜けると、無料のパーキングがある。車を停め町の中心に戻り、ホテルの場所を誰かに聞こうと思ったが、目の前が目指すホテルだった。入り口は狭いが奥に、地下に、別棟にとかなり広く、レストランは二ヶ所、プールや本格的なSPAまである。部屋の準備がまだなのでレストランで昼食後部屋に。部屋も気に入った。残念ながら、?の付いたハンガーがないが、二回目の洗濯をして部屋中に洗濯物を干し、散策に出かける。町の頂上が山/丘の頂上だ。
眼下は一面のブドウ畑。クッキングスクールには7人、アメリカ人とドイツ人が参加するそうだ。楽しみだ。
カディェールに着くまでブドウ畑が続く。収穫の際楽な様に背丈が腰か肩の高さに調整されている。








ホテルと町の中心









昼食 ファースト・ディッシュ
地元の野菜のサラダ











Gambasのグリル、トマトソースあえ。小振りの海老のことだがブロバンスではスペイン語と同じ呼び方をするのだ。普通のフランス語ではこう言わない。

2007年5月20日日曜日

眠れぬ夜の投稿

豪華な、でも、ひとりの食事は9時前に終了。その頃からカップル、家族連れ、グループが着飾って続々と来店。場違いな一人だけの東洋人はそうそうにホテルに戻るのみ。腹は一杯、テレビは面白くない。そうそうに寝るだけ。1時頃、足や手が痒くて目覚める。ホタテのSashimiが当たったのではなければいいが。2時頃また目覚める。なんと耳元でブーンと羽音が。なんと豪華ホテルに蚊がいたのだ。そう言えば一度テラスに出たことがある。その時に入ったのだろう。でもここには蚊取器はない。毛布を頭から被って無理に寝ようとするが、4時半、寝る努力を放棄した。

高速道路の運転マナーの国際比較がまだだった。
フランス:イタリア
追い越しのため車線変更する際ウインカーを出す割合=70:20
追い越し車線から走行車線に戻る際ウインカーを出す割合=20:0
走行車線を制限速度で走っているとき追い越しして行く割合=90:100
追い越し後車間距離を取らずこちらの車の直前に入ってくる割合=20:40
追い越し車線を走り続ける割合=10:5
こんなので感じは掴めるかな?

もうすっかり夜が明けた。今日はプロバンス料理スクールの行われるホテルへチェックイン。ここから遠くはないが、詳細地図がないので旨く見付かるだろうか。今夜はウェルカムディナーだそうだ。腹の調整が必要だ。

豪華なひとりきりの夕食


豪華ホテルにもかかわらずホテルにレストランがない。もう少しすればオープンするとのこと。よって近くのレストランに。浜辺に面した感じの良い店だ。食事は8時からとのこと。一杯飲みながら夕日に映える豪華クルーザーやヨットを眺める。あの中の一艇が自分のものだったらなー!とにかくレベルが違う。このレストランの価格も。






前菜のサービス
上品な味

ホタテのサシミ

メニューにSashimiと表記されている。

日本食が上流階級には浸透している

子羊の串焼き