2009年9月8日火曜日

9月7日(月)マドリッドからリオハへ

今日はマドリッドからワインの名産地、リオハ、へバス移動。約450キロ、4時間少々。
リオハの主要都市ログローニョで昼食。ラウレル通りに多くのバルが並んでいる。
各々のバルが特徴あるピンチョスやタパスを揃えている。ピンチョス一本が1,5ユーロ、タパス一皿3ユーロ。ハウスワインが小さなグラスで1ユーロ。これらを食べ歩きする。同行メンバー9名がいくつかのグループに分かれ、ワイワイ、ガヤガヤ。楽しい昼食でした。

マッシュルームのピンチョス専門店。
大型のマッシュルームを鉄板で焼き、3個をパンの上に串刺し。
一番上に剥きエビが乗っている。
シンプルだがこれがうまい。







ムール貝のトマトソース煮込み
ソースがとっても美味しい








カタツムリの煮込み
フランス産のエスカルゴより小型。
タニシを食べる要領で爪楊枝でほじくり食べる。
ソースが最高




昼食後は、今回の旅行のハイライト。ワイナリーに宿泊。Bar mioいちおしのワイン、Baron de Ona(バロン デ オーニャ)が、ワイナリーの一角にゲストハウスを持っており、そこに泊まろうという趣向だ。期待通り、いや、期待以上にすばらしい環境、すばらしい施設だ。大きなシャトー風の建物の二階にスイートルームが5室のみ。一階は広い、豪華な居間と食堂。地下にはサウナとジムが。なにが良いかといえば、この建物全部が我ら9人の貸し切りという事。そして、更にいい事は、この建物から見えるすばらしい景色だ。これは映像が無いと説明出来ない。とにかく貴族になった様な半日でした。

見渡す限りのブドウ畑。
カンタブリア山脈の向うはバスク地方








ブドウは人の背より低く、腰の下くらいに果実が出来ている。







Torre de Ona全景
トッレ・デ・オーニャ(オーニャの館)


石造りの重厚な館








夜はライトアップされ幻想的








夕食は広いキッチンの一角の食堂で
サラダ、白アスパラ、チーズ、ハム、トルティーリャ、など
事前に造って大型冷蔵庫に入っている。
何が素晴らしいか、Barron de Onaのワインが飲み放題。
ワインセラーに約50本。全部飲んでもいいとのこと。
でも、結局、5本半しか飲めなかった。残念!




5室のスウィートルームは少しずつ造りが異なっている。
我部屋のバスルームには丸窓が。
窓からの景色が幻想的。

2009年9月7日月曜日

マドリッドの長い午後

スペインで始めての昼食は、
ソパ・デ・アホ(ニンニク・スープ)、マドリッドの名物。
一口、口に入れて、「あ~塩辛い」。
スペインは日本に比べて可也、塩辛い。
とりわけ、マドリッド地方はさらに塩辛い。
でも、これは、特別に塩辛い。
最初のメインの食事がこれでは、先が思いやられる。



続いて、ここの名物は子豚の丸焼き。
ところが出てきたのが、すでに取り分けたもの。
期待していた、丸焼きの姿を見れずまま。
マドリッドの印象が悪くなってしまった。





午後はまず、ハイパーマーケット(大型スーパー)へ。各自いろいろ買い物。
一度ホテルに戻って、改めて出発。

まずは、闘牛。
闘牛は夏場の日曜日にしかやっていない。
夕方なるも、お日様がサンサン。




闘牛場は屋根がない。
半分は太陽が当り、暑くてゆっくり見ていられない。






影側は料金が高いがやはり人気で満席状態。







ラッパの合図で、本日の闘牛の関係者がパレード。
まずは、メインの闘牛士。
アシスタントの闘牛士。
ウマに乗ったピカドール。
 彼らは、闘牛が登場してから最初に
 槍で闘牛の背中を2度、刺す役だ。
それから、闘牛士が矢のようなものを2本手にして、
 牛の背中に6本、打ち込む。


それで初めて、闘牛士が赤いムレータというマントのようなものをもって闘牛と戦う。
最後は、闘牛士が、剣を一本もって、闘牛の角の間に、身体を入れるように覆いかぶさり、闘牛の背骨の横から心臓を一突き。
まあ、残酷なものです。





闘牛は一日に5頭、登場するのだが、2頭のみ見て、闘牛場を抜け出し早めの夕食へ。
夕食は、ムセオ・デ・ハモン(ハムの博物館という意味)で、ハムなどのタパス。




サラダ、チーズ、ハモン・ヨーク(日本で一般的なハム)、
そして、生ハムが3種類。
ハモン・セラーノ(一般的な生ハム)
ハモン・イベリコ・レセボ(イベリコブタだが、えさのどんぐりの割合が少ない準高級品)
ハモン・イベリコ・ベジョータ(どんぐりを主体として生育した最高級品)
イベリコは高くて美味しいが、脂分が多く、沢山食べれない。
私は、普通のハモン・セラーノがすき。Bar mioでも、イベリコは置いていない。

そしてフラメンコ。
なかなか迫力のあるショーでした。
長い忙しい一日でした。
Buenas noches.(おやすみなさい)

9月6日(月)はマドリッド観光

今日はBar mioの二周年記念日。
と同時にオーナーシェフの61歳の誕生日。
記念すべき今日はマドリッド観光。
まずは、プラド美術館。何度かきているが、今回は初めてガイド付き。今までと違った絵の見方が出来た。 プラド美術館の中は撮影できませんでした。









プラドの後はソフィア美術館へピカソのゲルニカをみにいった。写真は撮っているがスペインから直接ブログにアップ出来ないので、帰国後アップします。

お昼は子ブタの丸焼き

マドリッド地方の名物、ニンニクのスーブと子ブタの丸焼きをリクエストしておいた。丸焼きを期待していたが、出てきたのは、お皿に取り分け済み。更に、スーブも子ブタも超塩辛い。期待外れ、残念。

2009年9月6日日曜日

マドリッド到着

アムスから2時間10分、現地時間で夜の8時。でも、まだ明るい。荷物を引き取りホテルへ向かう。9時過ぎてようやく暗くなった。

アムステルダムに到着

関空から11時間強、やはり長い。これから、更に2,5時間。スペインは遠い。