Bar mioにご来店いただく全てのお客様が有難いお客様である。
ヒマな日に、「今日は久しぶりにボウズがやって来るのかな」という状況で、ご来店いただく常連のお客様は特に有難いお客様である。
有難いお客様のなかで、時に、うれしいお客様がおられる。
先週はそのようなうれしいお客様が連続した。
まずは水曜日。
初めてのお客様。Aホテルにご宿泊中で、部屋で仕事をしていたら、ホテルのレストランがしまってしまったので、仕方無しに何か食べるものを探して、Bar mioにご来店。
軽くお食事をされた後、お酒の棚を見ておられて、「アルマニャックを頂戴」。
こだわりのお酒のなかで、こちらからお勧めしないうちに「アルマニャック:フランスはアルメニア地方のブランデー」を注文いただいたのは初めて。それも、「おいしいアルマニャックだね」とうれしいお言葉を頂いた。
木曜日:
Kホテルにお泊りの紳士。「ジビエが食べられるてうれしいね」と言いながらご来店。
ジビエを召し上がってから、「エスカルゴも食べられるのもうれしいね」とこれもご注文。
食後に「どんなグラッパをおいてるの?」ということでグラッパを1杯。
カルバドスも置いてますよの一言で、カルバドスも1杯。
フランスやドイツでお仕事をされていたとのことで、話が盛り上がった。
金曜日:
ご来店2~3回目の女性二人組み。食事は済ませておられ、食後のお酒目的でご来店。
お一人はお酒に弱く、「シードル」をご注文。もうお一人は「カルバドス」をご注文。
若い女性がカルバドスをストレートで飲まれること自身珍しい。
思い出した。前回来られたときに、「カルバドス:フランスは北西部カルバドス地方のリンゴのブランデー」をお勧めした、「おいしい、いい香り」と気に入ってもらっていた。
「もう一杯お勧めのお酒を」、というので、「グラッパ:ワイン用のブドウの絞りかすを使って造る蒸留酒」をお勧めした。「これ、メチャ美味しい」とお褒めを頂いた。
自分が好きで置いているお酒を注文頂き、そのお酒を気に入っていただくお客様は有難い上にうれしいお客様である。