2009年12月2日水曜日

スペイン旅行記9月15日(火)

スペイン滞在最終日。プラジャ・デ・アロのホテルを昼前に出発、バルセローナに戻る。

バルセローナへの高速の途中に、オスタルリックという出口がある。
ここの小高い丘の上に、Castillo de Hostalric(カステイーリョ・デ・オスタルリック)、オスタルリックのお城がある。何年もかけて、再建中であるが、メインの建物の中にレストランがある。
今回、30数年ぶりにここで昼食。


外観の写真を撮るのを忘れた。


これは、中に入ったところのロビー。
石造りの重厚な建物。



ロビーから地階に降りると客席がある。窓から、オスルタルリックの村が見下ろせる。



ビックリしたのが、建物、家具、調度品は昔のままだが、料理の内容が完全に変わっている。前のオーナーは年をとって引退。レストランの権利を若い人に譲ったとのこと。Rosas(ロサス)にあるEl Bulli(エル・ブジ)の料理が若い調理人に大きな営業を与えているらしいが、どうやら、ここもその流れにあるようだ。

お昼のメニュー、2コースのうち、安いほう(量の少ないほう)を注文。


まずは、2種類の前菜

黒いお皿は自然の石板





メインが、少量なるも5種類
No.1 マグロだったとおもう







パンも小ぶりだが、ちょと変わった食感




No.2 フォアグラのアワビのソース和え









No.3 焼き飯風






No.4 巻き寿司風




醤油ベースのソース








No.5 ほほ肉の煮込み(醤油味?)



デザートNo.1


ムース



デザートNo.2 アイスとプチ・ケーキ







最後のコーヒーはスペインの普通のエスプレッソだった







このお城のレストランで、このような料理を食べるとは思っていなかったが、スペインもドンドン変わっているのだなと実感させられた。でも、サービスしてくれたウェイターは昔なつかしの顔であった。
経営者が変わっても35年ウェイターとして働いている従業員と変わらぬたたずまい。変わらないものと変わるものの調和を見たようだった。
昼食後、バルセローナ市内で、Lladro(リャドロー)バレンシアの焼き物の人形の店を見学。
El Corte Ingles(エル・コルテ・イングレス)百貨店で最後の買い物をして、ランブラス通のタパスとピンチョスの店で簡単に夕食をとり、バルセローナ空港の近くのホテルにチェックイン。最後の夜である。

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