バルセローナへの高速の途中に、オスタルリックという出口がある。
ここの小高い丘の上に、Castillo de Hostalric(カステイーリョ・デ・オスタルリック)、オスタルリックのお城がある。何年もかけて、再建中であるが、メインの建物の中にレストランがある。
今回、30数年ぶりにここで昼食。
外観の写真を撮るのを忘れた。
これは、中に入ったところのロビー。
石造りの重厚な建物。
ロビーから地階に降りると客席がある。窓から、オスルタルリックの村が見下ろせる。
ビックリしたのが、建物、家具、調度品は昔のままだが、料理の内容が完全に変わっている。前のオーナーは年をとって引退。レストランの権利を若い人に譲ったとのこと。Rosas(ロサス)にあるEl Bulli(エル・ブジ)の料理が若い調理人に大きな営業を与えているらしいが、どうやら、ここもその流れにあるようだ。
まずは、2種類の前菜
黒いお皿は自然の石板
パンも小ぶりだが、ちょと変わった食感
No.2 フォアグラのアワビのソース和え
No.3 焼き飯風
No.4 巻き寿司風
醤油ベースのソース
No.5 ほほ肉の煮込み(醤油味?)
デザートNo.1
ムース
デザートNo.2 アイスとプチ・ケーキ
このお城のレストランで、このような料理を食べるとは思っていなかったが、スペインもドンドン変わっているのだなと実感させられた。でも、サービスしてくれたウェイターは昔なつかしの顔であった。
経営者が変わっても35年ウェイターとして働いている従業員と変わらぬたたずまい。変わらないものと変わるものの調和を見たようだった。
昼食後、バルセローナ市内で、Lladro(リャドロー)バレンシアの焼き物の人形の店を見学。
El Corte Ingles(エル・コルテ・イングレス)百貨店で最後の買い物をして、ランブラス通のタパスとピンチョスの店で簡単に夕食をとり、バルセローナ空港の近くのホテルにチェックイン。最後の夜である。
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